歯周病の定期検診のススメ

京都府相楽郡精華町のやまむらデンタルクリニックです。

歯周病は自覚症状があまりなく、病変が悪化しないとなかなか気づきにくい病気になります。このことから、早期のうちに発見させるためには定期健診を受けることをお勧めします。歯周病は歯と歯ぐきの間に細菌が繁殖することで、歯の周りに炎症が引き起り、歯を支える骨を溶かしてしまう病気になります。歯周病にかかると口腔内の症状だけではなく、狭心症や心筋梗塞などの病気の要因になることもあるので、定期健診をおこなってしっかりと予防する必要があります。歯周病になる原因は、歯に付着するプラークになります。歯磨きが十分におこなわれていない場合、歯の周りにプラークが付着するので歯周病のリスクが高くなります。糖尿病や骨粗鬆症などの全身疾患が原因で歯周病にかかることもあります。

歯周病の定期健診では、通常のブラッシングでは落としきれない歯と歯の隙間や、歯と歯茎の間の歯垢やプラークなどを取り除いて歯のクリーニングをおこないます。定期健診を受けることで、どんな初期の病変でも専門家がしっかり発見してくれるので、将来残すことができる歯の本数を増やすことに繋げることができます。定期健診は、通常3ヶ月から4ヶ月に1回受けるようにすることをお勧めします。