寒い季節に気をつけたいお口のトラブル

相楽郡にあるやまむらデンタルクリニックでは、地域に根ざした歯科クリニックとして、皆様のお口の症状・病気を診させていただいております。
こちらのブログでは、お口の健康維持・病気予防に役立つ様々な情報を発信して参ります。
今回は“冬場の口腔ケア”についてです。

 

■冬場に起こりやすい口腔トラブル

 

寒い季節は、気温や湿度の低下により、お口の中の環境も大きく変化します。特に乾燥による粘膜の防御力低下は、様々なトラブルの原因となります。また、暖房の使用による室内の乾燥も、口腔内の環境に影響を与えます。

 

■知っておきたい冬場特有の症状

 

＜口腔内の乾燥＞
寒冷な外気と室内の暖房により、口腔内が通常以上に乾燥しやすくなります。これは唾液の分泌低下を引き起こし、虫歯や歯周病のリスクを高める可能性があります。

 

＜口唇の荒れ・ひび割れ＞
乾燥による口唇の荒れは、単なる美容上の問題だけでなく、細菌感染のリスクも高めます。特に唇の端のひび割れは、痛みを伴い、日常生活に支障をきたすことも。

 

＜知覚過敏の悪化＞
寒暖差による刺激で、普段以上に歯がしみやすくなることがあります。特に温かい飲み物を飲んだ後に冷たい外気に触れると、強い痛みを感じる場合があります。

 

■冬場の口腔ケアのポイント

 

・保湿ケアの強化
・リップクリームの活用：外出時は必ず携帯し、こまめに塗布
・マスク着用時の注意：マスク内の湿度管理も重要です
・加湿器の活用：室内の適度な湿度（50～60％）を保つ

 

■特に注意が必要な方

 

・歯周病がある方
・知覚過敏の症状がある方
・口呼吸の習慣がある方

 

これらの症状をお持ちの方は、冬場は特に注意が必要です。症状が悪化しやすい季節ですので、普段以上にケアを心がけましょう。

 

やまむらデンタルクリニックでは、季節に応じた適切な口腔ケアのアドバイスを提供しております。お口のお悩みがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。