朝一番の歯磨きが大切・口内環境の変化

相楽郡にあるやまむらデンタルクリニックでは、地域に根ざした歯科クリニックとして、皆様のお口の症状・病気を診させていただいております。
こちらのブログでは、お口の健康維持・病気予防に役立つ様々な情報を発信して参ります。
今回は“朝の歯磨きの大切さ”についてです。

 

■朝一番の口の中の状態

 

夜間、私たちが寝ている間、唾液の分泌量は大幅に減少します。唾液には口内を浄化し、細菌の増殖を抑える働きがあるため、唾液が少なくなる夜間は細菌が増殖しやすい環境となります。その結果、朝起きた時の口の中には、多くの細菌が存在している状態なのです。

 

■朝一番の歯磨きの重要性

 

夜間に増殖した細菌は、歯垢（プラーク）となって歯に付着しています。この状態で朝食を摂ると、食べ物の糖分と細菌が反応し、歯を溶かす酸が多量に作られてしまいます。そのため、朝食前の歯磨きが特に重要となります。

 

■効果的な朝の歯磨きのポイント

 

・起床後すぐに水やお茶でうがいをし、口の中を潤しましょう
・歯ブラシは柔らかめのものを選び、優しく丁寧に磨きましょう
・歯と歯茎の境目を意識して磨くことが大切です

 

■朝食後のケアも忘れずに

 

朝一番の歯磨きに加えて、朝食後の歯磨きも重要です。食後すぐに磨けない場合は、お水でうがいをするだけでも効果があります。

 

やまむらデンタルクリニックでは、患者様お一人おひとりに合った効果的な歯磨き方法をご提案しています。朝の歯磨きでお悩みの方は、ぜひご相談ください。